突然ですが、2022年10月に火災保険の保険料が上がるのがご存知ですか?
なんとなくニュースで聞いたかも!でもどれくらい上がるんだろう?でもよくわからないよという方が大半だと思います。
この記事では大まかな概要を説明したあと、どんな方にメリットがあるのかを説明します。
私の住んでいるところでは関係ないんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、大幅に保険料が変わってしまう県もあるのでご注意ください!それでは見てみましょう!
火災保険は2022年10月に全国平均10.9%値上がります。
2022年6月16日に、損害保険料率算出機構というところから「火災保険参考純率改定のご案内」という資料が公表されました。この料率をもとに各保険会社が保険料を決定するわけです。
今加入している保険が高くなった!他社に切り替えて安い保険料で加入してやる!
と考える方もいるかもしれません。
しかし基準となる料率をもとに各保険会社が料金を決めている以上、前年度比べて安くなることはなかなか難しいです。
ちなみにこの10.9%という数字は全国平均です。つまり値上がりしない都道府県もあれば、平均以上に値上がりしてしまう都道府県もあるわけです。
都道府県によって値上がりが異なる。最大は36.6%。
次にどの都道府県が値上がりしているのでしょうか。次の資料を見てみましょう。
こちらは三大都市圏と、最大・最小の値上がりをしてしまう県が記入されたものです。
特に見ていただきたいのは、「大阪府・宮崎県・山梨県・沖縄県」です。最大の沖縄県に至っては36.6%と大幅な値上がりになっています。
例えば、沖縄で保険料50万円の保険に加入していた場合、68.3万円になるわけです。
これは家計にとってもばかにならない。できることなら値上がりを回避したい。でもそんな方法あるの?と思うでしょう。
では、以上の情報を知ったうえでわたしたちにできることはあるのでしょうか?
保険料が上がってしまう場合の対処法
はじめに断っておくと、未来永劫保険料を下げることのできる裏技のようなものは存在しません。
そのうえで、現時点で可能な方法をお伝えします。それは
2022年9月までに今の保険を解約し、同日付で長期保険に加入しなおすことです。
そうすれば、高くなる前の保険料で、最大限長期間加入することができます。現時点では最長で10年間(2022年10月以降は最長5年間になります。)加入することができ、保険料が変わる前と後で加入するのとでは数万円は変わってくるでしょう。
各保険会社や都道府県によって、最適な提案は異なってくると思います。その場合は現在ご加入いただいている保険会社や代理店に尋ねてみるといいでしょう。
少しの手続きで保険料が大幅に安くなる可能性があるのですから、聞いてみる価値はあるでしょう。
そのお金を別の趣味や投資に使っていけるといいですね!
また、地震保険も2022年10月同時期に改定があります。まだご存知ない方はこちらも確認しておきましょう。
コメント