2022年7月21日の決算をまとめていきます。今日は34社の決算発表となり、いよいよ本格化してきましたね。では、さっそく決算数字を見ていきましょう。
34社のうち、予想EPSをクリアした会社は26社（76％）、予想売上高をクリアした銘柄は20社（58.8％）となりました。
では、その中で注目の決算銘柄を見ていきましょう。
アメリカン航空グループ：AAL
アメリカン航空グループは、旅客および貨物の航空輸送を提供する航空会社です。アメリカの中でも有数の航空会社になります。
売上高は34.77B、時価総額は9.88Bになります。配当はなし、PERは―3.9倍になっています。コロナの影響もあり、2020年以降株式が大きく下がっていますが、その前から既に右肩下がりのグラフを描いています。2021年はやや回復するも、2022年に入り原油高の影響などにより再び下落しています。
2022年第２Qの決算は予想EPS0.7663ドルに対し結果0.76ドル、予想売上高は13.34Bに対し結果13.42Bと売上高のみクリアとなっています。次回予想EPSは0.4606ドル、次回予想売上高は13.4Bと見通しはやや暗い印象です。
AT＆T：T
AT&Tは電気通信、メディアおよびテクノロジーサービスを世界的に提供する会社です。売上高は163Ｂ、時価総額は146.61Ｂとなっています。配当は1.11ドル（5.42％）、PＥR（株価収益率）は8.67倍です。配当を見れば魅力的ではありますが、株式は右肩下がりとなっているため注意が必要ですね。
2022年第2Qの決算は予想EPS0.6088ドルに対し結果0.65ドル、予想売上高は29.53Bに対し結果29.64Bといずれも決算をクリアしました。次回予想EPSは0.6323ドル、次回予想売上高は29.59Bとほぼ横ばいの見通しになっています。
まとめ
徐々に決算発表も本格化してきましたね。3か月後の予想見通しは横ばいの会社も多く、少し見通しは悪い印象です。明日以降も引き続き決算の数字を見ていきましょう。
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